Ubuntuのgccでリンクのオプションが無視される問題について

Ubuntuを10.04から12.04にアップデートした際、
gccで-lで指定したファイルが全然リンクされないという問題があった。
たとえば、
gcc -lm main.c
として、main.cで普通にmathライブラリを使うようなファイルを書くと、
そんな関数の実体見つからんよ、と怒られていた。

ちょっと検索したらこんなの見つかった。
Ubuntu日本語フォーラム / math.h へのリンクがうまくいかない
どうやら、Ubuntuのあるバージョンからgccの–as-neededというオプションが
デフォルトで有効になるような親切設計になったらしく、
これがあると-lのオプションはソースファイルの後に置かないと無視されるようになるらしい。
なので、
gcc main.c -lm
とすればいいのだが、makeの暗黙ルールでLDFLAGSはソースの前に置かれるようなっているので、なんかルール書き換えるのは癪。

そこで、LDFLAGSに
-Wl,–no-as-needed
というオプションを追加してやると、–as-neededオプションが無効化された。

しかし、なんでこんなオプションをデフォルトで有効にしてしまったのか。